先月年間パスを買ってから、すでに5回目のバンドー神戸青少年科学館。七夕イベント「星空ウォッチング」に参加してきました!
星空ウォッチングとは、プラネタリウムで星の探し方や星にまつわる話を聞いた後に、科学館の屋上に上がって肉眼や天体望遠鏡を使って星空観察をするイベントで、毎月開催されています。
七夕の話には興味がある4歳の子供が、星に興味を持つきっかけにぴったりじゃ〜ん!
そして、望遠鏡で星を眺めてみたい!(私が)、というわけで行ってきました。
7月7日は「七夕の星を探そう」をテーマにしたプラネタリウム。
毎度おなじみ、GSS KOBEです。
映し出された神戸の星空を見ながら、今の時期に見える星の名前やその見つけ方を教えてもらいました。春の大三角のスピカやアルクトゥールス、北斗七星、木星、夏の大三角のこと座のベガ、わし座のアンタレス、白鳥座のデネブ…。星座版ではわかるけど、実際の星空ではどれがどれだかわからなかったものが、齢37歳にして初めて理解できました。
七夕にまつわるお話もただの「織姫と彦星の物語」ではなく、短冊の色は木火土金水の5色にもとづいたものだとか、七夕の願いは元は勉強は「手作業」についてのものがいつしか全般的な「願い事」になったことなど、大人がフムフム楽しい内容でした。
うちの4歳児の反応は、星の話も冒頭はおとなしく聞いていたけど、長くなってくるとゴネゴネしはじめて、七夕物語で落ち着きを取り戻した感じでした。
30分強のプラネタリウムの後は、ついに屋上で天体観測。
屋上から見えるポートアイランド、夜は思ったより暗くて自宅より星がよく見える気がしました。
双眼鏡、望遠鏡合わせて6台がセットされていて、それぞれが木星・月が見えるようにセットされていました。好きな場所に並んで順番に星を見ていきました。子供が見えるように、踏み台も用意してくださってました^^
木星の縞模様がはっきり見え、肉眼だと見えない4つの衛星もばっちり見えました。
月のクレーターの凹凸や、月の海がはっきりと見えました。
うちの家族は大人も子供も初望遠鏡で、星がこんなにしっかり見えることに驚き、そして身近なものに感じました。
また、スタッフの方が肉眼で見える星についても説明してくださって、ベガ、アルタイルも東の空に発見! 知識に実体験が伴って、一気に頭がクリアになりました。こうやって教えてもらったら、今度はひとりでも星を見つけられそうです。
気になる子供の反応は…
「何が見える?」
「お星様」「お月様」
「うさぎちゃんが見える」
だそうです。おぬし、その年齢で望遠鏡をのぞく機会があるありがたみがわかっておらぬようだな。でも、楽しそうに星を見てくれただけでよいです。
屋上での天体観測と並行して、館内にあるクック望遠鏡での観察もできるのですが、当日は調節に時間がかかっていたのであきらめて帰りました。
ちなみに、ここにあるクック望遠鏡は、かつて神戸の海洋気象台(神戸)に設置されていた25cm屈折望遠鏡で、現在も太陽の観測に使われています。当時のクック社の天体望遠鏡は、性能も価格も世界一流でだったそうです。
門外漢なので詳しくないのですが、googleで「クック望遠鏡」と検索すると、バンドー神戸青少年科学館がトップに出てきますよ!!
帰り道、晴れた夜空の星を見ながら「あの星は、木星?」「ベガ?」と指さしながら帰りました。子供は何に興味を持つかわからないので、自分も楽しみながら一緒にいろいろな経験をしていきたいな~と思いました^^
あと、私は個人的にはこれに行きたい。最近疲れてるの…。
この星空ウォッチングは定期的に開催されていて、バンドー神戸青少年科学館のイベントページで告知されています。
バンドー神戸青少年科学館
イベント案内
https://www.kobe-kagakukan.jp/event
ちなみに、私は科学館の年パスを持っているので、封書でイベントのお知らせが届きました♪
電話で申し込めば誰でも参加でき、1申し込みで1家族、または5人まで申し込めます。
小学生以上は参加費ひとり400円です。
曇雨天や荒天などの場合は、安全を考慮して屋上観望を中止、プラネタリウムのみになることもあるそうです。
ありそうで意外とない望遠鏡で星を見る機会。一度参加してみたら、いつもの星空を見るのがもっと楽しくなるかもしれませんよ~!